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ている。後乗り・前降り用のノンステップバスの開発を急いで欲しい(但しタイヤハウス部の通路幅が50mm以上)
・必要以上の馬力アップ、性能アップは価格上昇につながるので路線バスには不要と考える。
・その地域での特性を活かした車両構造の開発(山間部、狭道、曲道、平坦地等)(コミュニティバス、リフト付バス、路線バスとしての用途可能である車両の開発)。
・ノンステップ車の路線投入の必要性は認めるが、種々の路線に適応出来るワンステップ低床車の実用化に努力してもらいたい。

 

*その他(19件)
・「住民の足」という考え方からすれば、公共交通は「都市施設」であり、車両やバスターミナル、バス停等の固定資産は公共事業費で賄うべきである(全国統一仕様の部分)。バスユーザー独自の仕様に関する部分はバスユーザーが負担すべき。
・ワンマン機器の乗務員操作の簡素化。
・(?判読不能)バスを認めよ。警察庁、建設省が反対らしい。車の構造がわかってないようだ。
・中古車車両の購入、及び路線車両、小型化車両の減車。
・燃費の大幅な向上。たまにバスに乗りたくなるような車両(ボディカラー、車内レイアウト等)。
・車体の強度(特にピラー)を上げ、衝撃を車内まで受け入れないボディ作り。
・シャシー関係の腐食を防ぐ塗装、及び材質(寒冷地では道路に解氷剤使用の為、下回りの腐食等が激しい)。
・整備メンテナンスのメリット。
・車両の共同購入により車両価格を安くできる環境作り。
・降雪期における融雪剤の散布による塩害で車体下部の腐食が進むため、その辺の対応をやってもらいたい(耐用年数をのばして、と考えるから)。
・車両の改善。
・中、小型程度の車両にて、乗降のしやすい、又今まで走行の規制があった道路にも、運行が可能な状態を達成して行かねばならないだろう。
・省資源の観点から車齢延長の傾向があり、各メーカーは部品供給年数を延ばす努力を望む。
・車両有効室内巾を広くし、居住性を最重要視する。
・長寿命化に向けた共通性のある品物であり、頑丈であること。
・メンテナンスフリー化。
・設備(運賃収受、放送案内等の充実、簡素化)。
・エンジン排出ガス規制等に伴うコストアップの吸収。
・又、高齢者が乗降の大半を占める地方路線においては、現在中型車が主流となっており、中、小型車の低床化の研究も積極的に行ってもらいたい。

 

?車両以外の面について
車両以外の面については、公共交通を優先する法規制措置に関するものが43件と最も多く、次いで、補助金・税の減免措置に関するものが39件、交通インフラの整備に関するものが38件、等となっている。

 

 

 

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